2019年11月18日

予定通りのスピン逮捕劇

 夕方、人気女優の沢尻エリカ(1986年生まれ)さんが合成麻薬MDMAで逮捕とのことで衝撃が走っていますが、出張から帰ってきて、夕方のニュースを見くらべてみて愕然としましたね。
 どの局も、沢尻さんがMDMAで逮捕されたという速報的な報道だけしか打てていない状況でありながら、何故かTBSだけが、前夜の沢尻さんがお出かけする姿をカメラで捉えているんですね。
 なんでも、沢尻さんは昨晩渋谷のクラブにお出かけしていたそうなんですね。
 その映像がこちらです。

沢尻容疑者 逮捕前夜の様子、MDMA所持容疑
https://twitter.com/i/status/1195619151747801088

 沢尻さんも異変に気がついたのか?一度カメラの方を振り返っています。
 これはどう見ても不自然な映像です。
 例えば、大河ドラマの件でインタビューなどがしたいのでしたら、出てきたところでインタビューなどをするでしょうし、逆に、MDMAの噂を掴んでいたとしたら、マスコミなら決定的証拠が出てきそうなところまで潜入し、ずっとついて行って隠し撮りすると思うんですよね。
 ところが実に中途半端な映像だけを録っている。

 これはお決まりの捜査情報が事前に伝えられ、捜査の邪魔にならない範囲という約束で、スクープを狙ったとしか思えないです。

 しかも!この私、「依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク」の事務局を務めている関係上、ありとあらゆる報道をつぶさに見て検討しているのと、ワイドショー的ネタに対する抜群の記憶力の良さと執念から覚えているのですが、清原さん逮捕の時も逮捕直後の映像をスクープしたのは、なんとTBSだったんですよね!

 そして今回も沢尻エリカさんの逮捕前夜の模様というスクープ映像がTBSから流れた。

 しかもですよ、清原さんも沢尻さんもどちらも逮捕したのは、麻取りではなく警視庁組織犯罪対策第5課(銃器・薬物取締担当)なんです。
 清原さんの時も、何故TBSだけが?とマスコミ界隈がざわつきました。
 そしてTBSは「警察24時」などで、警察の宣伝活動に貢献しているためと推測が出ました。
 組対5課は、逮捕のタイミングを入念に狙っています。
 事前にさまざまな証拠をつかんでいて、いつでも行けるようになっています。

 清原さんの時には、政界は甘利さんの疑惑で大揺れになっていました。
 現在は、桜を見る会の件で、政界が揺れています。

 あの時と、社会は同じような状況にあり、そしてあの時と同じく警視庁組対5課が逮捕し、どちらもTBSだけがスクープ。
 ただの偶然なのか、まさか裏があるのか?

 いずれにせよ、確かに言えることは、情報漏えいの疑惑は払拭できません。
 田口淳之介さんの件で、麻取りの度重なる情報漏えいがあり、現在国家公務員の守秘義務違反で刑事告発されています。
 この件は、国会で初鹿明博(立憲民主党)先生が追求し、厚生労働省は内部調査中と答えています。

 今回の件で、何故TBSが何のために沢尻さんの映像をとっていたのか?
 こういった情報漏えいが警視庁でも常態化していないのか?

 薬物事犯に対する人権侵害について、きちんと検証して頂きたいと思います。


アゴラ、2019年11月17日 06:00
沢尻エリカさん逮捕!
組対5課とTBS疑惑の報道と絶妙なタイミング

(田中 紀子)
http://agora-web.jp/archives/2042704.html

 警察の職権乱用とマスコミの暴走はもはや当たり前になってしまったということか。
 昨日2019年11月16日、沢尻エリカが合成麻薬MDMAを所持していたとして警視庁組織犯罪対策部第5課(組対5課)に逮捕された。
 例によって、昨日の夕方からマスコミは大騒ぎを繰り広げているが、警視庁がまたぞろ逮捕をマスコミに事前リークして、逮捕劇をショーにしてしまったのだ。

 逮捕の一報が報じられた約1時間後には、TBS NEWSのツイッターアカウントに、逮捕前日の15日夜21時半ごろ自宅から出かける沢尻の動画が投稿された。
 YoutubeにアップされたTBSの動画には「これだ、これだ!来た!」という現場の記者の声が入っていることから、明らかに逮捕を想定して張り込んで撮影したことがわかる。

 実際、この映像は『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS)でも流され、MCの安住紳一郎アナはこう説明した。

「これまでにも大麻使用疑惑などなどが週刊誌などで報じられていて、そして今回は非常に確度の高い情報がマスコミに一部もたらされていたということで、TBSの報道記者もこの映像を持っているということのようです」

 TBSだけではない。
「週刊文春」(文藝春秋)も、昨日21時すぎにに「[「週刊文春」記者は見た]家宅捜索3時間前、クラブで踊り明かす沢尻エリカ」と題したスクープ記事を配信。
 逮捕前夜から逮捕当日の朝方にかけて都内のクラブで過ごしていた様子を写真付きで詳細に報じていた。
 その後、ニコニコ生放送の番組『直撃!週刊文春ライブ』ではお酒を飲んだり友人とハグし合ったりしている動画も公開していた。
 しかも、記事によれば、「週刊文春」は沢尻本人がクラブに到着するより前から、記者を当該クラブに先回り入店させ、張り込んでいたという。

 ようするに、TBSも「週刊文春」も事前に逮捕情報をリークされ、前日から沢尻を張り込みしていたのだ。
 情報をリークしたのはもちろん、沢尻を逮捕した警視庁の組対5課だ。
 逮捕の瞬間を大々的に報道して、見せしめのショーにするために、映像を撮らせようと、事前に情報を流したのである。

「今回、沢尻を逮捕した組織犯罪対策部5課は、ASKA、そして清原和博を逮捕した部署。組対5課はとにかく逮捕をマスコミにアピールしたがることで有名。清原のときも、ASKAのときも同じように逮捕を事前リークして、その瞬間を実況中継させた」
(警察関係者)
。。。


リテラ、2019.11.17 11:22
沢尻エリカMDMA逮捕で警視庁組対5課がTBS、文春に露骨な事前リーク!
清原、ASKA逮捕に続き…

https://lite-ra.com/2019/11/post-5096.html

 麻薬で逮捕された某女優、逮捕の前日の夜自宅から出かける姿をテレビカメラに収められていた。
 マスコミは、この女優に何事かがすぐに起きることを知らされていたわけだ。

 松尾貴史氏が twitter で述べていたことだが、これはやはり当局から逮捕の予告がマスコミに流されていたということを意味する。

 逮捕劇の筋書きが、当局によって予め書かれている、ということ。
 その筋書き通りに動くマスコミ。

 その当局は、よりによってこの時期に逮捕することを命じている。
 それを当局に命じる、その上の存在がいることになる。
 森羅万象を司る至高存在ということか。

 犯罪は犯罪だろうが、スピン報道の筋書きが幾つか当局に用意されており、至高存在の必要とするときにそれが実行され、ワイドショーが飛びつく。
 世間の注目を惹きつける、というか至高存在にとって不都合な事実から、世間の目を逸らす。

 この状況にうすら寒いものを感じる。


ステトスコープ・チェロ・電鍵、2019/11/17 17:19
予定通りのスピン逮捕劇
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/#entry8749

※ こんなつぶやきも:

テレビ新聞の社会部警視庁担当記者は警察が芸能人を麻薬取締法違反で逮捕したことより総理大臣を公選法・政治資金規正法違反で捜査しないことを追うべきだ。警察と一体化してリークを垂れ流す大本営発表報道はもういらない。現政権の不正を放置する警察の不作為を追及するのがジャーナリズムだ。

このパターン(なぜか逮捕直前の映像をマスコミが撮ってるやつ)ちょくちょくあるけど、これが地方公務員法違反(守秘義務違反)にならない理由を教えてほしい。100歩譲って、逮捕の場面の映像はともかく、前日の自宅の出入りとかどう見ても正当化できないと思うんだけど。

1人の市民の自宅に捜索に入る情報が予め提供され、記者が前日からビデオを回し、記者が行動を監視取材して、逮捕後すぐに映像や記事が出るってかなりやばいよ。
「取材班は…逮捕当日、沢尻が「W」を訪れるという情報を得ており、深夜12時から店内で取材を進めていた」


ゴーン報道だらけの裏側では…

 日産のゴーン逮捕の後、マスコミはこの事件の報道一色になり、外国人労働者の問題はすっかり脇役に追いやられた。

 朝日新聞の朝刊を見ると、逮捕翌日の2018年11月20日以降、27日の今日まで8日間、1面トップはゴーンの記事が掲載されている。
 8日連続の1面トップは珍しい。
 今回、朝日は逮捕前に検察からリークを受け、羽田空港での逮捕時の様子を独占で撮影させてもらうという特別扱いを受けた。
 その恩返しで、おそらく検察との間での約束だろうが、小出しリークを1面トップに刷るという措置に及んでいるのだろう。

 無論、検察と朝日にそれをさせているのは官邸で、移民法(=入管法改正)を世間の関心から隠すためである。
 いわゆるスピンの政治だ。
 ゴーン逮捕はかなりの荒業に違いなく、フランス政府との外交問題にも発展しかねない問題であり、こんな重大な決定を特捜部長や検事総長の小役人が独断で出せるわけがない。
 菅義偉にお伺いを立て、杉田和博と北村滋と谷内正太郎が長官室に寄って車座で相談し、安倍晋三氏の差配で逮捕が行われている。
 そのタイミングを周到に移民法の政局に合わせた。
 ゴーン氏が逮捕された時期は、法案が委員会で審議入りする最も重要な局面だった。
。。。
 安倍晋三氏がゴーン逮捕を移民法の国会審議に合わせたのは確実だが、マスコミの側がそれに積極的に協力している点を見逃せない。
 本来、反安倍の論陣を張らなくてはいけない朝日新聞とTBSが、このスピンに熱心に協力している。


MONEY VOICE、2018年12月2日
ゴーン逮捕で「移民法」のスピン報道に成功、日本をカースト構造にする移民政策へ=世に倦む日日
https://www.mag2.com/p/money/592377

※ スピン(英語:spin)

パブリック・リレーションズ(PR)において、特定の人に有利になるような、非常に偏った事件や事態の描写を意味する、通常皮肉のこもった言葉である。 日本ではスピン報道とも。
(Wikipedia)

posted by fom_club at 07:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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