2013年04月19日

日本之下層社会

 年金ってヤッホー君、いつから、いくら、どのようにもらえるのかな、すごい不安でいっぱいです:

厚生労働省は1月25日、2013年度の公的年金額を発表した。
 4〜9月分の年金額は12年度と同じ水準に据え置く。
 10月分からは過去の特例によって本来より高くなっている水準を1%下げる。
 国民年金を満額で受け取っている人は、12年度と比べ月額で666円減の6万4875円、厚生年金を受け取る標準世帯では同2349円減の22万8591円となる

(2013/1/25 10:27更新 日本経済新聞「13年度の公的年金額、10月分から1%下げ、4〜9月分は据え置き」)

安倍晋三首相(自民党総裁)は4月17日午後、民主党の海江田万里代表との党首討論で、物価上昇が年金受給など国民生活に及ぼす影響について「物価が上がれば物価スライドするから、年金は上がる」と述べた。
 そのうえで、現在の経済政策に関して「まさにデフレから脱却させる道をとった」と強調。
 「景気が上昇して賃金が上がって、そのことによって初めて、年金の保険料収入が上がっていくし、さらには年金財政、年金運用もプラスになっていく」との認識を示した

(2013/4/17 15:25更新 日本経済新聞「首相、物価上昇「スライドして年金は上がる」 党首討論」)

 年金は10月から下げるのに、物価があがればそれにスライドして年金は上がると言ったってぇ〜、消費税もあがるんでしょう…、もう米の消費者物価はあがっています!
 不安倍増ってさ、年末の選挙のとき「TPP断固反対!」とかいって吹聴して歩き回り、政権についたらTPP交渉参加なんて、嘘八百だもん、プリンシプルもない風見鶏だし、インデペンデントでもない「べったり漬け」だもん、信じられませんってヤッホー君。
 
総務省が3月29日発表した2月の労働力調査によると、完全失業率(季節調整値)は前月から0.1ポイント悪化の4.3%だった。
 今年2013年1月分から毎月公表されるようになった有期労働契約で働く人は1449万人。
 役員をのぞく雇用者に占める非正規労働者の割合は36.7%だった

(2013年3月29日10時11分更新 朝日新聞「失業率悪化4.3% 有効求人倍率は横ばい 2月」)
 
 ヤッホー君のこのブログ、1年前の5月12日付け日記「佐竹商店街」で10Kgの米価購入額を報告していますので、近々また価格の比較調査をしてご報告しますって、ヤッホー君。
 貧乏人は麦を食えって言ったって、これは輸入品で円安で下がることはないしなぁ〜

1893(明治26)年から1897(明治30)年までの間に米価は約2.5倍となったが、賃金は、日払いの職工の場合、1.34倍となったにすぎなかった

…1894(明治27)年に日清戦争、1896(明治29)年には三陸海岸を大津波が襲い、翌1897(明治30)年には米騒動が起きている…

子規が正岡家後見となった母八重の弟、大原恒徳に報告した1896(明治29)年12月28日から1897(明治30)年1月31日までの収支決算表がある。
 それによると、収入は月給が29円、陸家から5円、その他1円77銭で合計35円77銭である。
 6畳、8畳、4畳半、3畳の上根岸の家の家賃は5円。米代(3人で37.5キロ)が4円9銭、副食代(肴屋、八百屋、牛乳屋、酒屋、泥鰌鍋屋、菓子屋)が11円35銭。
 このほかに薪炭が1円13銭かかる。文房具、切手ハガキのたぐい、湯屋、髪結いなど諸雑費が3円21銭。
 たまたま暮から新年にかかったこの月は、自宅で催す会の運営費用のほかに、新年ハガキ、歳暮・年玉の臨時費、あわせて9円48銭が出て行った。
 支出の合計は36円22銭。この月の不足は45銭3厘。
 この月の支出合計から年末年始の臨時出費を差し引くと、だいたい27円74銭となり、それは36歳の職工の家計とあまりかわらない。
 子規の家計も毎月赤字であった。
 そうしてこの収支決算表の支出の項目には、子規の病気のために毎月かかる薬価と往診代、平均5円は含まれていないのである。
 月給40円をもらっても子規は貧乏であった

(関川夏央『子規、最後の8年』(講談社、2011年、131-132頁)

 そうそう、横山源之助(1870―1915)が毎日新聞記者時代にはじめたルポ『日本之下層社会』は、1899(明治32)年刊行の作品でしたね(現、岩波文庫)。

posted by fom_club at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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