2011年08月16日

生き延びるための思想

 「男女共同参画の必要性」と、遠藤恵子(山形県立米沢女子短期大学学長)の言を引いたのが2011年8月13日付けのヤッホー君の日記「国公立短大」でした。
 
 ヤッホー君はいつか「男女共同△社会」と茶化したことがありますが、寄る年波で、なんのときだったか、思い出せません。参加と参画の違いも分からない無智なヤッホー君、そりゃあそうですよね。
 でもね、今日8月16日火曜日、思わぬ収穫があったようですよ:

国連女性差別撤廃条約が1985(昭和60)年に国会で批准されたのに間に合わせるように、男女雇用機会均等法ができました。
 記憶に残しておいておいてほしいのは、この法律ができたときに、ほとんどの草の根の女性団体は反対に回ったことです。
 というのは、男女雇用機会均等法、つまり「女も男並みに働けば男並みに処遇してあげるよ」という法律ができたときに、私たちは困惑を覚えたからでした。
 「もっと女を総合職に」「女も歯を食いしばって働け」「そして女も管理職になれ」と叱咤激励するのがフェミニズムのゴールだったのか…
 「男女共同参加」というのは「男女平等」、とりわけ「平等」という言葉が大嫌いだった当時の政府、財界、与党に配慮して官僚たちがつくった「行政用語」だったからです


 これは、上野千鶴子さん(1948年富山県生まれ)の東京大学最終講義より。
 18年間にわたってトウダイで教鞭をとっていたのでしたが、3月でトウダイを去りました。
 全文が、雑誌『文学界』(文藝春秋)9月号に「生き延びるための思想」と題した文章で読むことが出来ます。

 ヤッホー君も、このいかがわしい「男女共同△社会」とやらを学んでみようかな、と思いました。

 科学的には完全にNOであるのに、3.11後、北海道電力泊原発3号機(泊村、プルサーマルも推進中)の営業運転再開に向けた政府対応を評価し、GOとした女性知事。この御方、1954年祖父が県知事だった富山県に生まれ、統一地方選で自公推薦、男女の有権者5人のうち2人の支持(中央区長は4人に1人でしたネ)で当選。一橋大学を出て経産省に入り、北電幹部からの政治献金があるなど住民でなく産業界、企業と「蜜月関係」にあると報じる東京新聞。

 ほかにも…
 イラク人を9.11と関係するアルカイーダだ、と捕まえた捕虜収容所での虐待に関わった女性軍人、無人機を安全地帯の冷房完備したコントルームから、間違っていてもいい、命中しなくたっていい、ゲーム感覚で殺処分の指令ボタンを押す女性軍人、勝ち組を自称しているカツマー、都知事を支持しているのも、空き菅を支持しているのも、もう一度、なんでえ、女性の政治参加、企業経営への参加、弱者や非世紀労働者にも優しい社会、子育ても教育も、大企業の世紀社員がもらう育児手当や教育手当でなくってさ、社会全体で担う責務があるのでは、なんていうコンクリートから人に向かう希望のもてる社会にどんだけ、がんばったのでしょうか。
 
 レンボウさんなんてのもいましたよね、ランボウにもおっしゃいました、世界で一番にならなくっとも良い(のはいいのですが)、世界でひとつの花を咲かせるのに外国軍隊のないオキナワを目指し、トイレもない原発をつくらないようにと、どれだけ軍事費を削減し、隠し財産を減らし、思いやり予算を削るための事業仕分けをしたのでしょうか。聖域をつくっただけ? とそんな声をこれから出していくために…

 『資料 日本ウーマンリブ史』全三巻(1992−1995、松香堂書店)
 『新編 日本のフェミニズム』全12巻(2009−2011、岩波書店)
 
 次の「女性をつなぐ総合情報サイト、ウィメンズ アクション ネットワークWAN(Women's Action Network)」もお気に入りに入れてお楽しみくださいな:

http://wan.or.jp/
http://www.ustream.tv/recorded/15882146#utm_campaign=synclickback&source=http://wan.or.jp/&medium=15882146

posted by fom_club at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック