2011年08月14日

はやぶさ

 夏休みのハイヌーンは、ウオーキングではなくサイクリング。
 自転車で、「タイムドーム明石(中央区立郷土天文館、中央区明石町12-1 Tel 3546-5537)」へ。
 今日は「もっと知りたい! 第2日曜日は天文・宇宙のトビラ」の一環で、小笠原雅弘(NEC航空宇宙システム、シニアエキスパート)による『もう一度エンジンに灯をともそうー「はやぶさ」が教えてくれたことー」があったのです。
 小笠原雅弘。
 彼は、NECのチーム「はやぶさ」メンバー。航法誘導系、特にイトカワへの着陸に使われたターゲットマーカやフラッシュランプを手がけるとともに、軌道姿勢系部門の長として、チームのまとめ役をつとめてきました。
 1985年にはじめてハレー彗星へ旅した「さきがけ」をはじめ、スイングバイ技術を修得した「ひてん」、月のハイビジョン映像を地球に送り届けた「かぐや」など、日本の太陽系探査衛星にずっと携わってきたエンジニア、だったのです。
 たくさんのことを教わり、もうヤッホー君は会場のプラネタリウムホールが暗いのを幸いに泣いておりました:

★ ミクロン単位の精度で部品を仕上げた町工場の職人の意地とプライド… これは隅田川を渡った江東区の西大島にある、と。
★ 「地球に還ってくることだ」の川口淳一郎・はやぶさプロジェクトマネージャー率いる運用チームの粘り。
★ 小惑星イトカワの大きさ(長さ)は、ラッコ状の江ノ島ほど540mくらい。墨田区のスカイツリーは634mだから、それよりも小さいのです、と。そして、そしてラッコの右手下のお腹あたりに「はやぶさ」が自分でタッチダウン、離着陸したこと。
★ 2010年6月13日22時57分、「はやぶさ」から切り離されたカプセルがまるで新品のように地球、オーストラリア、ウーメラ立ち入り制限区域(WPA: Woomera Prohibited Area)に戻ってきたこと。
★ カプセルのなかに、もしかして鹿児島県・桜島の火山石だったらどうしようと言い合っていたのに、11月16日、カプセルのなかにイトカワからの試料があったこと。
★ 「スイングバイ」など高い、優れた日本の技術力。 
★ 3.11のとき1時間半でいける東北新幹線「はやぶさ」なのに仙台にいて、帰京するのに5日もかかったこと。

 昨夜、全編観てしまった登山家ではないNHKのカメラクルーが、ハイビジョンの重いカメラ機材を担いで、ヒラリーステップも映像に収め、エベレストの頂上にたち、晴天のなか、360度の景色を画像に収めるという世界初の快挙の放送、といい、今日の世界初の快挙、お月さまよりも遠い天体から、地表物質の回収に成功した「はやぶさ」物語といい、≪あきらめるな、日本≫です。

 講演の最後に、もう時間も押していますので質問は一個だけ受け付けますと進行役のお姉さまに、「ハイ!」と元気良く、小学生が手をあげ聞きました:
『「はやぶさ」はどうして四角なんですか?』
『もうひとつ、ミネルバはいまどこにいるんですか?』
 講師の小笠原先生、思わずしゃがみこんで子どもと同じ目線で聞きました:
『将来、ぼくはなんになりたいのかな?』
『エンジニア!』と小学生は元気にはきはき答えました。
 ヤッホー君はここでも大粒の涙をこぼしていました、『がんばれよ、夢は実現されるためにこそある!』と内心、大声あげてこの子を、励ましておりました!

 そして、この日ばかりはインターナショナリストでなく、すっかり愛国主義者となったヤッホー君、アンケート用紙の感想を書く欄に、『日本人の英知を結集して、立ち上がれ! 隣国の大国主義に技術力をカネで売るな、負けるな、先を行け!』と鉛筆で、紙が破れるほど、殴り書きをしておりました。

 この「はやぶさ」物語は、講師、小笠原雅弘の勤めている会社、NECでも詳しく知ることができます、下↓参照:
http://www.nec.co.jp/ad/hayabusa/

 また、有楽町駅そばの「東京国際フォーラム」でも展示会をしております。ぜひお子さまの夏休みの自由研究にいっしょに訪れてみてください:

 ≪"はやぶさ"の業績を紹介するスペース「はやぶさi」≫
 6月14日火曜日-10月10日月曜日までの間、東京国際フォーラムで開催(入場無料)
http://www.hayabusa-i.jp/

http://www.hayabusa-i.jp/concept/
 上のサイトには、的川泰宣先生、それに川口淳一郎先生のメッセージがありますので、ぜひ傾聴してくださいね。

 そして、「星守る犬」で好演した西田敏行が出る映画(監督は堤幸彦、主演女優は竹内結子)も今秋、上映されます。ハンカチを用意して皆んなで見にいきましょう:
http://movies.foxjapan.com/hayabusa/index.html

 「HAYABUSA-back to the Earth-」もあります。これは(財)大阪科学振興協会、宇宙航空研究開発機構などが大型映像制作委員会を作って映画にした、実録。
 本編43分の上映時間のものです(被災者向けに無料上映会にもいま応じています)。
 予告編はこちらで:
http://www.youtube.com/watch?v=6tr2__Tv2I4&feature=player_embedded&fmt=18

posted by fom_club at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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