2011年07月15日

le 14 juillet à Koriyama 

東日本大震災などに苦しむ本県を元気づけようと、駐日フランス大使館はフランス革命記念日の14日、平和を祝う式典「パリ祭」を郡山市の迎賓館グランプラスで行った。
 浜通りの避難者約640人を招き、早期の復興と平和を願った。
 震災のため一時、自粛を検討したが、フィリップ・フォール大使が震災と東京電力福島第一原発事故、風評被害に立ち向かう本県を励まそうと、本県での開催を決めた。
 東京都の大使公邸以外での開催は初めて。
 フォール大使が「この地で革命記念日を祝えることがうれしい」と述べた。
 佐藤雄平知事が「原発事故が革命的に収束する願いを込めて来た。本県での開催と被災者を招く計らいに心から感謝している」とあいさつした。
 フレデリック・ミッテラン文化・通信相がスピーチした。
 松浦晃一郎前ユネスコ事務局長の発声で、フォール大使や佐藤知事、佐藤憲保県議会議長、瀬谷俊雄福島日仏協会長、原正夫郡山市長らが乾杯した。
 式典に先立ち、本県産の農産物を応援してもらおうと、JA福島五連の大橋信夫副会長がミッテラン文化・通信相にJA伊達みらいの桃「日川白鳳」を贈った。
 三春町に避難している富岡町消防団員の木下博之さん(39)は、「震災状況や町について聞かれ、本県を心配しているのが分かった」と話した。
 川内中の生徒らも大使館関係者らと話すなど交流を深めた

(2011年7月15日金曜日10:09付け福島民報より<避難者招き「パリ祭」郡山で開催> 
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId=9866229&newsMode=article

 この後、フレデリック・ミッテラン文化・通信相は仙台の東北大学に向かいます。
『日仏文化交流-フランス人から見た日本人・日本人から見たフランス人-』が同日10:30〜12:00東北大学川内北キャンパス・マルチメディアホール(マルチメディア教育研究棟2F)』が予定されているからです。
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20110711_3.pdf

 この企画の中心をつとめた小林文生教授は、2011年5月29日日曜日、ヤッホー君が学んだ一橋大学で開催された<震災とフランス語・フランス文学研究・教育のあり方をめぐるターブル・ロンド>で下記のようなことをおっしゃっておられました:
東北大学では、2名の学生が亡くなった。
 5月9日に授業が始まる前、私はいつもの新学期のように学生たちに笑顔を見せることは出来まいと思っていた。
 ところが、教室に集まった彼らを見て理解した。
 彼らは授業開始を待ち望んでいたのだ。
 震災の中でも、彼らは、知らない言語を学び、異文化を知りたい、教養を身につけたいと強く望んでいる。
 これを生かさないわけにはいかない。
 私たち被災者は物質的なものだけを求めているのではない。
 傷ついた心は元に戻すことはできない。
 変化として受けとめ、プラスの方向にもっていくことしかできない。
 そこで言葉と文学は大きな力をもつ。
 それは、目に見えない自分や、震災で失われた目に見えない最も大事なものを可視化する営みであるからだ。
 今ほど、言葉と文学の力が求められているときはない。
 今すぐ被災地に行き、文学作品を勧める、ということではない。
 長い時間の中で言葉と文学に接していくことで人間は強くなる。
 本とペンと紙と頭さえあれば、私たちには何かができる

(日本フランス語フランス文学会 2011年度春季大会 報告)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/sjllf/archives/tableronde2011p.pdf

posted by fom_club at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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